『日本盲導犬総合センター「盲導犬の里 富士ハーネス」へ行ってきました!』

中編     

前編中編・後編



日本盲導犬総合センター 「盲導犬の里 富士ハーネス」

ワンクリ10,000クリック達成で訪問をした盲導犬総合センター。
中編をご紹介させていただきますね!♪(゚▽^*)ノ⌒☆




センターの壁には、盲導犬についての正しい知識がパネル展示してありました。



さぁ〜て、どのようなことが書いてあるのでしょうか〜?
一部をクローズアップ!!ヽ(*’-^*)。



ここでは、盲導犬がうまれ、引退をし、最後を迎えるまでの説明が詳しく書かれています。


・うまれた子犬は生後約2か月になるまで、母犬のそばで、兄弟や姉妹と一緒に仲良く過ごします。



・2ヶ月が経過すると、1歳になるまでの10ヶ月間、「パピーウォーカー」さんに愛情を持って育ててもらいます。
パピーウォーカーさんとは、ボランティアで盲導犬の子犬を育ててくれる家庭のことです。
お父さん、お母さん、息子さん、娘さんなど、家族みんなが愛情を沢山あげて接してあげることにより、
人間の優しさを知り、深く信頼するわんこになるのです。人間がとってもとっても大好きになるのです。
お話によると、「パピーウォーカー」さんは、まだまだ足りていない状態だそうです。


次は、適正評価です。
パピーウォーカーさんの所から帰ってきたワンコ達の中から、どの子が盲導犬に向いているかをテストします。
盲導犬に適している性格か、健康状態などをしっかりチェックします。
適したとみなされたワンコが訓練に入っていきますよ。
もし向いてないと認識されたワンコはどうなるのか・・・もちろんしっかりと盲導犬の力になりますよ!!σ(゚ー^*)
PR犬といって、よく駅前や街などで見かける盲導犬募金の場所にいるワンコをご存知ですか?
体に盲導犬の「たすき」をかけて、じっとおとなしくしているワンコたち。
その他にも盲導犬をPRする場所に訪れて、PR犬として大切な役割をしっかりと果たしております。


いよいよ訓練開始です。
家庭犬と同じで叱ってしつけるのは、ワンコにとってよくありません。
「できたらほめる」を大切にし、遊びを取り入れながら訓練を行っていきます。
シット(座る)、ダウン(伏せる)、カム(来る)、ヒール(左につく)、ウェイト(待つ)といった基本的なことから、
階段や段差の発見、障害物の避け方、バスや地下鉄に乗る、エレベーター、エスカレーターに乗る訓練など
行われます。その間に、盲導犬希望者さんの面接で得た情報を元に、どの候補犬を、どのように訓練していくか
などを訓練士さんが考えます。この過程を「マッチング」といいます。
訓練の期間は、半年程だとお聞きしました。


いよいよ、希望者さんとの共同訓練です。
約4週間、盲導犬と一緒に街を歩き、集中的な訓練を受けます。
犬の世話からはじまり、命令の出し方、誉め方、盲導犬の歴史などの講義もあるそうですよ。
自分の今までの生活に、盲導犬がなじんでいくように、人間とワンコがペースをあわせていきます。


卒業!!!(≧∇≦)キャー♪
フォローアップもきちんとあり、定期的に訓練も行っているそうです。


平均的に10歳で引退となります。
引退犬飼育ボランティアさんに引き取られ、残りの人生は家庭犬としてゆっくりと過ごします。
センターにも引退犬が過ごしておりましたよ。
亡くなると、火葬をされ、東京都府中市にあります慈恵院にあります協会のお墓に
葬られ、1年に1回、関係者さんがお墓参りに行かれるそうですよ!




盲導犬を希望される方には無償で貸与されています。
引退するまでの間、とても深い愛情で結ばれるため、引退を遅らせてしまう方もいるようですね。
先日読んだ「ベルナのしっぽ」でも同じようなことが書かれていました。
「犬がいなくなったとき、再び失明した」と言われるくらい大きなダメージだそうです。
想像してもよくわかりますよね・・・。
しかし、盲導犬は生き物です。毎日ご飯をあげなければいけないし、排泄だってする。
引退したワンコを目の不自由な方がそのまま飼うというのは色々な意味でとても大変です。
そのため盲導犬が引退することになると、2頭目、3頭目と優先的に貸与されています。
盲導犬によって持つことが出来た社会参加の道を、盲導犬が居なくなることによって再び閉ざされて
しまうのを防ぐ為だそうです。この場合の共同訓練は2週間だそうです。



一部をクローズア〜〜ップ!!\(○^ω^○)/



盲導犬を使って歩行をしている方は全盲の方と思っている方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
私はてっきりそう思ってました。
しかし全盲の方以外にも、色々な「見えにくさ」というのがあります。
また、「見える」といってもどういう状態で見えるのかをご紹介しますね。

写真の左上が正常。
その右隣が、視力低下。ぼやけて視界が定まらない状態です。
その右隣が、透光体混濁。白内障や、角膜混濁の見え方です。散乱して、とても眩しい状態です。
左下が、視野狭窄。網膜色素変性症などの見え方です。小さな一点しか見えていません。
その右隣が、中心暗点。黄斑変性などの見え方です。真ん中だけが見えません。
「見えにくい」でもこんなに多くの見えにくさがあるのです。
そして、この全てが盲導犬を使っている人に当てはまります。

デモストレーションで、訓練士さんがおっしゃっていました。
目の不自由な方には色々な見えにくさがあり、その中で唯一周りは見えないけど中心の一点だけは
見ることが出来るという方がおり、電車に乗って座席に座り、本を読んでいたら、
「あの人、盲導犬連れているのに目が見えるじゃん!」と声がしたとのことです。
その方は自分はこういう目の不自由さだと訴えたかったらしいですが、言えることなく、本をしまったそうです。
盲導犬を持っている方の中にも色々な目の不自由さがあることを、
どうぞ周りのお友達に教えてあげてくださいね(○●^▽^●○)./



施設から見た、繋がっている隣の施設です。
うまれたばかりの子犬や母親が居る場所。
感染症にかかったり、その可能性のある犬たちが適切な治療を受けながら過ごす場所。
盲導犬候補生が生活をする場所。
出産、親子が一緒に居る場所。
目の不自由な方が盲導犬の共同訓練で宿泊をする場所など沢山の綺麗なお部屋があります。



こちらは経過観察室。
盲導犬として活躍をしたワンコの最後を看取る場所です。
とても清潔で綺麗でした。
一緒に過ごしてきたユーザーさんや、パピーウォーカーさんが駆けつけて、最後の時を一緒に
過ごせる空間でもあります。沢山の方に愛されて看取ってもらえるワンコたち。



こちらがセンターの模型図です。
手前にあるのが、私がずっとまわっていた場所です。
奥にあるのが、先ほど紹介をした子犬や、訓練犬が生活をしている場所ですよ。 その点、盲導犬は、道路の端を歩き、段差を知らせ、障害物を回避し、近くの目標物に誘導することができます。


後編は、今回紹介できなかったデモストレーションの様子や、
引退犬の様子、寄付の写真などを掲載しますね〜!!


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